【事務職の休日を劇的に変える】『世界の一流は「休日」に何をしているのか』レビュー

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はじめに

「平日は仕事が忙しくて、土日になると寝て過ごしてしまう」

「有給休暇を自分のタイミングでとれない」

「休暇をとってもこれといってすることがない」

そんな事務職の方は多いのではないでしょうか?

『世界の一流は「休日」に何をしているのか』では、世界のエグゼクティブの休日の過ごし方から、仕事にも生活にも良い影響をもたらす休み方を紹介しています。

是非この記事を参考に、より充実した休日を過ごしてください!

私も本書の教えを実践し土日をフル活用してリフレッシュし、月曜日からフルスピードスタートダッシュが切れています!

世界の一流が実践する「休日の過ごし方」とは?

先に「休みの予定」を入れることで仕事効率が上がる理由

休めたら休むではなく、先に趣味の予定を入れ、それに向けて仕事を終わらせることで、締切効果で集中力が上がります。さらに以下のサイクルが生まれます。

業務効率が上がる

→早く仕事の成果が出せる

→確実に休暇が取得できる

→趣味を楽しめる

→ストレスを解消できる

→次のタスクに前向きに取り組める

人に決められた期限ではなく、自分だけのための期限に間に合わせるように仕事をすることがポイントです!

「動の土曜日・静の日曜日」がストレス解消・自己成長に最適な理由

世界の一流は、土曜日と日曜日を意識的に使い分けています。

土曜日=「動」の日→趣味や家族・友人との時間を楽しみ、リフレッシュする

日曜日=「静」の日読書や瞑想、マインドフルネスなどを行ない、教養を深めたり、自分を見つめ直す

土曜日と日曜日の過ごし方を逆にしてしまうと、月曜日に疲れが残ったり、日曜日の夕方に月曜日の仕事がちらついて心から楽しめない、というデメリットがあるので、上記の順番がおすすめです。

世界の一流が長期休暇を取得しても支障が出ない理由

ズバリ理由は以下のとおりです。

  • チームメンバーとの情報共有を徹底して、スムーズな引き継ぎを可能にしている
  • この人がいないと仕事が回らないという個人依存の状況を作らないために、日頃から仕事の標準化に努めている
  • 日常の仕事の中で協力し合う仕組みを作っている

→事務職の方で、自分がいないと仕事が回らないという状況になっていて、休暇が取りづらいという方は多いのではないでしょうか?

事務職の仕事の中には、マニュアル、手順書を作ることで、別の人でも対応可能な業務もあると思います。

実際私も、縦割業務で隣の人の仕事が全くわからなかった部署でマニュアルを整備し、他のメンバーに「あなたの仕事のチェックも行うから、私の仕事のチェックをしてもらえませんか?」とお願いし、マニュアルを基にチェックをしてもらうようにしました。

その結果、他のメンバーも私もお互いの業務の流れを把握でき、どちらかが休んでももう1人が対応ができるようになりました。

今ではお互いに気兼ねなく休暇を取ることができています!

世界の一流は休日を使って自己効力感を高める

自己効力感とは?

自分ならきっとできる、きっとうまくいくと思える感情や自信を指します。

似た言葉に、「自己肯定感」がありますが、これはら自分の能力について自己評価が高いことを指します。自己肯定感は他人と比較してしまうため、ストレスレベルは高くなってしまいます。

自己効力感は自分軸のため、ハードルが下がりストレスを感じる余地がなくなります。

自己効力感が高い人の特徴

自己効力感が高い人の特徴は以下のとおりです。

  • 新しいことに積極的にチャレンジする
  • 素早く行動を始める
  • 失敗しても過度に落ち込まない
  • できない理由ではなく、どうすれはできるかを考える
  • 周りから学ぶ姿勢を持っている

自己効力感を高める方法

  • ポジティブな思考を身につける
  • ハードルが低い目標を設定して、達成感を得る
    例)今日は読書を10ページだけしよう
    →脳はそれを成功体験として記憶し、ポジティブになります。
  • 新たなことにチャレンジしてみる
  • 人との繋がりを大切にして心のエネルギーをチャージする
  • 瞑想等を通して自己省察する

これらを休日に行うことで、自己効力感が上がり、仕事にいい影響をもたらします!

休日に“趣味を持つ”ことが事務職に大きなメリットをもたらす

趣味があると仕事の効率が格段にアップする

本書の筆者がクライアントの会社で行った調査では、仕事の数多くの成果を上げている優秀な社員は、有給休暇取得率が20%以上も高く、複数の趣味を持っていました。

彼らは、趣味のために仕事のスケジュールを逆算して業務効率を上げていました。

趣味はサードプレイスをもたらす

サードプレイスとは、仕事、家庭と切り離された第三の環境を指し、趣味の環境がサードプレイスにあたります。
サードプレイスを持つメリットは以下のとおりです。

  • 日常の忙しさや重圧を忘れて、ストレス発散できる
  • 多様な人と出会うことで、新しい価値観に触れられる
  • 硬直しがちな発想や考え方が柔軟になる
  • 仕事のヒントをもらえたり、新たなアイデアがもらえる
  • モチベーションが上がり、前向きな気持ちになれる

実際の例(私の場合)

私は事務職ですが、休日にバドミントンという趣味ができたことで、
仕事効率とストレス耐性が劇的に上がりました。

練習に参加するため、仕事を定時で終わらせたい
→定時退社を前提に業務スケジュールを立てる
→なんとしても定時で帰るために業務への集中力が上がる

こんな好循環ができています。

また、大会の1週間前には残業をしない、有給休暇を取得する等して、体のコンディションを整えています。そのために、業務については早め早めの準備を心がけ、極力突発的な業務が発生しないように努めています。

仕事と関係ない人とコミュニケーションをとることで、刺激を受けてリフレッシュになっています!

全く趣味がないという人には、1人で気軽にできる筋トレをおすすめしています。

筋トレの魅力、メリットについては以下の記事を参考にしてください↓

【事務職のストレス対策に最強!】『筋トレが最強のソリューションである』のレビュー

読書は最強の自己投資 エグゼクティブが本を読む理由

世界の一流の読書について

元Microsoft最高経営責任者のビルゲイツは毎週1冊の本を読んでいます。

また、1週間に80時間働くと言われているイーロンマスクも休日には、歴史や哲学の本を読み、広範な知識を習得しています。

非常に忙しい経営者でも読書時間を大切にしています。

読書のメリット

  • 読書を通じて幅広い教養を得ると、論理的思考力や想像力が身に着き、物事を多角的に見る能力が身にきます。
  • 本を通じて知識を深め、発想力が鍛えられます。
  • 知識を蓄えることで自己効力感が上がります。

読書方法

どんな本を読む場合も、漠然と読むだけではなく、必ずアウトプットを意識することが重要です。

自分の環境にどう活かせるか、という意識で本を読みます。

そして、読み終えた後、明日の仕事にどのように活かすかを考え、実践します。

そのために、読みながら簡単なメモに備忘録的にまとめることがおすすめです!

短時間でも実践できる1日7分習慣

本書では、1日7分でできる習慣として、以下のことを推奨しています。

  • 7分間でも読書してみる
    →7分間で読み進めることが難しければ以下の方法がおすすめされています↓
  • 本の「はじめに」だけを読む
  • 本の要約サイトを読む
  • 本のまとめ動画を1.5倍速で見る

→本ブログでは、事務職の方におすすめの書籍を紹介しているので、是非読んでみてください!
 この記事を読んだ方におすすめなのは以下の記事です。

【事務職の集中力が劇的に上がる!】『精神科医が教えるゾーンに入る方法』で定時退社を実現 仕事効率化のコツ

【質問しやすい職場をつくるヒント】事務職におすすめの『いくつになっても恥をかける人になる』レビュー

休日の自己省察におすすめのヨガ・瞑想・マインドフルネス

世界の一流は休日にヨガや瞑想、マインドフルネスをすることで、自己省察をしています。

自己省察とは自分の価値観や思考パターンを客観的に見直すことで、どうすればもっとよくなるかを考えることです。

ヨガ・瞑想・マインドフルネスのメリットは以下の通りです。

  • 心を鎮めてストレスを解消する
  • 集中力が向上する
  • 日々忙しくゆっくり考えられないことを時間をかけて考えることができる
  • 新たなアイデアが生まれる

マインドフルネス瞑想について詳しくは以下の記事を参考にしてください↓

【事務職のストレス対策に!】『マインドフルネス瞑想入門』で心を整える方法:デスクワークの疲れ・不安・集中力低下を解消する「今ここ」習慣

他の読者のレビュー

忙しい事務職でも読書ができる!:Kindle UnlimitedとAudibleの活用法

事務職の方は「読書したいけど時間がない」と感じることも多いですよね。

そんなときに便利なのが、Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)とAudible(オーディブル)です。

通勤中や休憩時間などのスキマ時間を使って、手軽に自己啓発本を読む・聴くことができます。

Kindle Unlimitedについて

特徴

  • 月額980円で200万冊以上読み放題
  • スマホ・タブレットでも読める
  • 無料体験あり
  • 読みかけの本を複数端末で同期
  • 雑誌・実用書・ビジネス書も豊富

メリット

  • 通勤中、昼休みなどスキマ時間にスマホで手軽に読書できる
  • 気軽に読みたいジャンルを試せる
  • 1冊1000円以上する書籍を月額980円で読み放題のため、コスパが非常に良い

デメリット

  • 読み放題対象外の本も多い
  • 配信終了になる本もある

Audibleについて

特徴

  • プロのナレーターによる朗読
  • 移動中・家事中でも聴ける
  • 無料体験あり
  • 倍速再生も可能

メリット

  • 目を使わずに読書ができる
  • スキマ時間で読書ができるため、読書習慣が身につく

デメリット

  • 目で追うより記憶に残りにくい
  • 図表や挿絵の多い本には不向き

私も実際この2つのサービスを利用し始めて、通勤時間中に読書をすることができるようになり、飛躍的に読書時間が増えました!

どちらのサービスも無料体験期間があいつでも解約可能なので、ぜひ試してみてください!

まとめ

世界のエグゼクティブの休日の使い方は、事務職の働き方改善にもそのまま応用できます。

  • 先に休みを入れる
  • 動と静の休日を分ける
  • 読書・趣味・瞑想で自己効力感を高める

こうした習慣を取り入れるだけで、
月曜日からパフォーマンスが大きく向上し、ストレスも軽減します。

本書には今回紹介しきれなかった、実生活で役立つヒントが多数書かれています。

事務職の皆さんもぜひこの本を参考に、
休日の質を上げて、仕事もプライベートも充実させてください。


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